「有機肥料」は誰の栄養素?

ご家庭で農薬や化学肥料などを使わずにオーガニック野菜を作りたいなどと、ご家庭などで家庭菜園などをされる方が増えているようですが、野菜や花を育てる際大切なことの一つとされているのが、土作りであります。オーガニック野菜を育てるのに必要とされるのは「有機肥料」となります。有機肥料の代表格とされるものは、鶏糞・油粕・米ぬかなどが挙げられますが、お気を付け頂きたいのは、こういった有機肥料は、直接的に植物の栄養素となるわけではないという点であります。有機肥料を土に混ぜ込むことで土の中のミミズや、その他の微生物たちが有機肥料を餌として活発に活動することによって、土が肥えていくのです。さらにその肥えた土は植物が栄養補給をできる状態まで分解が進むことによって、植物の栄養素として吸収されるようになるのです。このような知識を持つ前に野菜作りに取り掛かってしまうと、どうしてもたくさんの有機肥料を植物に与えてしまいがちにはなりますが、有機肥料をたっぷりと与えたからといってお野菜の収穫量を上げることにはつながらないという点はお気を付け頂きたいです。植物の状態や季節、気候などを読み取りながら、有機肥料や堆肥を加えていくことで、その植物や野菜が育ちやすい土壌を作っていきましょう。